unity1week「ふる」振り返り

2023年6月19日〜7月9日に開催された、一週間ゲームジャム(unity1week)に参加した時の振り返り記事です。

作ったゲームはこちら!

https://unityroom.com/games/super_shaking_girl やまやまださんとの共同制作です。星野はアート担当として参加しました。

 

 

開催前

unity1weekの存在は以前から知っていて、unityも触ったことがあるのですが、あまりにもコーディングが苦手でゲームを完成させたことがありません。(twitterのbioに「ゲ制」って書いてんのに!?)

なので、どこかのタイミングでゲームを完成させたいと思っていたところ、(主に)ゲーム制作者と絵描きのチーム制作を後押ししてくれる企画「unity1week Team-Up!!」の存在を知りました。 https://note.com/metaformingpro/n/n200ae566e501

unity1week Team-Up!!の詳細は上のnoteをご覧ください。

 

時間的な都合で参加できるか分からなかったため、当初は見学としてdiscordサーバーに招待していただきました。

開催ギリギリまで参加するか迷っていたのですが、急遽時間の余裕ができたので前日にチーム結成所でエンジニアの方を募りました。

 

1時間くらいでエンジニアのやまやまださんから「チームを組みませんか?」とお声がけいただき、チームあるまだが結成されました。(早くね?)

開催までの間にunityのバージョンを揃えたり、ゲームのテンプレートファイルを開けるかチェックしたり、GitHubの準備をしたりしました。

この時、自分はunityのダウンロードでエラーを出したり、ゲームファイルを開くのに1時間待ったり、GitHubの仕組みが理解できなかったり、情弱っぷりを如何なく発揮していました。

もう終わりだよ…

 

夜にそれぞれの担当を確認する打ち合わせの通話をして事前準備は終了しました。

この打ち合わせ中にGitHubの使い方を教えていただき、なんとか使えるようになりました。やまやまださん、本当にありがとうございました‼️‼️  

1日目

0時にお題「ふる」が発表されました。昼間にそれぞれゲームの案を考え、夜にどの案を採用するかの打ち合わせしました。

自分の案はこちら。漫才の分岐を考えるのが大変なので今回は見送りました。

「コーラを振って上に飛び続けるゲームにしよう!」という風に決まったので、ラフを描いたり、UIの清書を進めました。  

打ち合わせ後に作成したラフ

深夜に提出した進捗

独断で勝手に1970年くらいのアメリカっぽい感じにしました。すみません。

 

2日目

  昨日に描いたUI素材をゲームに組み込める形にしたり、プレイヤーキャラの女の子のアニメを作ったりしてました。

タイトル「SUPER SHAKING GIRL!!!」もこの日に決まりました。

決めるべきことは大体決まったので、この辺りからはとにかく素材を描けばいいだけになって楽でした! 打ち合わせって素晴らしいですね‼️

 

3日目〜5日目

 

敵のアニメ2種

ダイナーの看板にチーム名(あるまだ)を入れてます

必要な素材を確認する→素材を描いて提出→ゲームに組み込んでもらう→必要あれば修正、加筆する の流れで素材を作成していって、5日目には大体の素材ができていました。

タイトル画面のラフ

タイトル画面も3~4日目くらいで作っていました。

 

6日目

必要な素材の作成が終わり、余裕ができたので背景素材を増やしていきました。

アート担当としての仕事がほぼ終わってしまったので、ゲームのテストプレイをしたりしていました。

現状、自分はunityの技術がカスなので、手が空いた時にエンジニアの方の手伝いが多少なりともできるようになりたいですね…

 

7日目

最終日です。もう自分にはテストプレイとフィードバックしかできないので、一生そればっかりやってました。

作った背景素材がやまやまださんの手によってめちゃくちゃいい感じに配置され、画面がどんどんリッチになっていくのをただ眺めるのみ…

本格的にやることがなくなってしまったため、unity1weekに関係ない合同誌の原稿を進めたりフィギュアの3Dデータを入稿したりしていました。

 

相互評価期間

7日目の20時からは投稿されたゲームをプレイ、評価できるようになり、2週間後に評価を基準にしたランキングが発表されます。

ゲーム公開後、ありがたいことにたくさんの方にプレイしていただけたり、紹介ツイートや実況、プレイ動画を作っていただけました‼️

嬉しすぎてウレシッソス(嬉しいナルシッソス)になりました!

 

ランキング発表

制作した「SUPER SHAKING GIRL!!!」はランキング発表時点で総合4位になりました‼️

Team-Up!!で制作された他の方々の作品もたくさんランクインしています。

制作中は「評価のことは考えないようにしよう」という話をしていたとはいえ、結果を出せたのはとても嬉しいです‼️

 

反省点

ゲーム制作の流れ的に、グラフィック素材を用意する方が、ゲームに組み込むより前の工程になると思います。

アート担当として、やまやまださんの作業より先に素材を全部作ったら効率よくゲーム制作を進められると思い、ガンガン素材を作っていました。

なので自分の方が先に作業が終わったのは良かったと思っていますが、後半は手持ち無沙汰になってしまいました。(素材の用意が遅れるより全然いいけども)

多少はunityを使えるようになったり、せめてゲーム紹介文みたいなプログラミングと関係ない作業をやれたら良かったかも… 

素材に関しても、上昇速度、落下速度に応じてガールちゃんの髪の揺れ速度を変えようという案があったのですが、コーラを振るアニメと髪のアニメを分ける方法が分からず見送ったりしていました。

こういう技術的なところのつまづきは、できるだけ減らしていきたいです。

あと、他の方々が制作されたゲームのサムネイルがかなりの割合でGIFアニメだったので、静止画で提出したことを若干後悔したりしました。

太陽系惑星たちとその他。(一応)太陽系外へ向かって飛んでいる設定のため水星と金星は描いてません。

宇宙の背景素材について、ゲームでは20000m地点に配置されている衛星みたいなヤツ(画像右端)はボイジャー探査機なんですが、おそらくほとんどの人に伝わってなかっただろうなと思ってます。

空中や宇宙にコーラがいっぱい配置されてるファンタジー世界なのに、急に現実の探査機を出したのは世界観がブレてる上に自己満足になってしまい、良くなかったなと反省しています。  

 

まとめ

制作期間が始まる前は悲壮感がすごかったですが、なんとか自分のパソコンでunityを動かせたり、GitHubに慣れたりできて本当に良かったです…

ついでにdiscordもあんまり理解できてなかったせいで、打ち合わせ中に「はねろ!コイキング」の実況動画を流してしまったり、全然普通のタイミングでスーパーリアクション(有料)を送ってしまったり、怪しい挙動を繰り返してました。

ド素人の不審者に付き合っていただいたやまやまださんに、どでかBIG感謝を表明します🙏 本当にありがとうございます‼️

やまやまださんも今回の振り返り記事を書いていらっしゃるので、こちらのnoteもよろしくお願いします!  

そして、チーム制作の場を作っていただいたunity1week Team-Up!!運営のめたふぉまさんと湊あおいさんも、本当にありがとうございます‼️

この企画がなければ一生ゲームジャムに参加してなかったかもしれません。

初対面の方と前日にチームを組んで1週間でゲームを完成させる経験ってなかなかできないので、貴重な経験ができたな~!と思っています。

また、今週の日曜日(2023年7月23日)に、Team-Up!!内で「Team-Up!! おためしゲームジャム」が開催されるそうです。

日程の都合で自分は参加できませんが、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました!